電子工作の無線化や、できることを拡張します。灰色のGPIOブロックは、少し上級者向け。コネクタに市販のモーターをつないだり、他のセンサーをつないだりすることで、アイデアをさらに拡張することができます。
(GPIO:GeneralPurposeInputOutput＝汎用入出力)

【MESHってなに？】
さまざまな機能を持ったブロック形状の“MESHブロック”を“MESHアプリ”でつなげることにより、あなたの「あったらいいな」を実現できるそれがMESHです。
難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。
IoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みも簡単に実現します。

【アイコンをつなぐだけ】
たとえば「ボタンを押した時にLEDを点灯させたい」時はMESHアプリでボタンブロックのアイコンと、LEDブロックのアイコンをドラッグ＆ドロップし“ピキーン”と軽快につなぎましょう。
これだけでボタンが押された時に、LEDが点灯する仕組みが完成します。

【インターネットにもつながる】
MESHアプリには「MESHブロック」だけでなく、通知したり、メールを出したり、他の機器をコントロールしたり、その他の「ソフトウェアブロック」がたくさん用意されています。

【MESHブロック】
小さな、ブロック形状の電子ブロックです。MESHブロックは、それぞれ動きセンサー/ライト/ボタン/明るさセンサーなどのさまざまな機能を持ち、無線でMESHアプリとつながることができます。何かに貼り付けたり、組み込んだりしやすいように小さく軽く作ってあり、組み合わせることで可能性は無限大に広がります。

【GPIOブロック GPIO】
電子工作の無線化や、できることを拡張します。
例えば・・
・ぬいぐるみにモーターを付けて走らせる。
・電飾を自在にコントロール。

●機能説明：
■デジタル入力：デジタル信号を受け取ったら、「信号を受け取った」をアプリに伝えます。
・ピン:ピン配置を3つのうちから選択できます。
・トリガー：Low->Highデジタル信号がLowからHighに変化した場合と、High->Lowデジタル信号がHighからLowに
　変化した場合の選択ができます。
■デジタル出力：アプリからの指示を受け取ったら、デジタル信号を出力します。
・ピン：ピン配置を3つのうちから選択できます。
・値:出力する信号のHigh，Lowが設定できます。
■アナログ入力：アナログ信号を受け取ったら、「信号を受け取った」をアプリに伝えます。
・ピン：ピン配置が確認できます。
・トリガー：設定したしきい値を下回った時に信号を送るか、設定したしきい値を上回った時に信号を送るかを選択します。
・しきい値：しきい値が0.05V-2.95Vの間で設定できます。
■PWM出力：アプリからの指示を受け取ったら、アナログ信号を出力します。
・ピン：ピン配置が確認できます。
・Duty比：0-100で設定できます。
■電源出力：電源供給を開始/停止します。
・ピン：ピン配置が確認できます。
・値：
　オン-電源供給を開始します。
　オフ-電源供給を停止します。

【主な仕様】
●本体カラー：灰色
●コネクタ仕様：10ピン，2.54mmピッチピンソケット
●ピン割り当て：
・デジタル入力×3ピン
・デジタル出力×3ピン
・アナログ入力×1ピン
・PWM出力×1ピン
・電源出力×1ピン
・GND×1ピン
※ピン配置、詳細仕様は こちら をご覧下さい。
●電源供給仕様：
・3.3V 100mA(最大)(内部バッテリー駆動)
・3.3V 250mA(最大)(Micro-USBからの電源供給を受けている場合)
●最大外形寸法：約24(W)×48(H)×12(D)mm
●質量：約13g
●通信方式：Bluetooth標準規格Ver.4.0(Bluetooth Low Energy)
●最大通信距離：見通し距離約10m
●電源：内蔵リチウムイオンバッテリー
●外部インターフェース：Micro USB(充電専用)
※Micro USBケーブルは別売
●使用温度範囲：0℃〜35℃
●バッテリー充電時間：約1時間(周囲の温度や使用状態により、異なる場合があります)

【MESHアプリの対応OS・端末】(2021年12月現在)
●iOS / iPadOS
・インストール版MESHアプリ：iOS / iPadOS バージョン 12以降
※ iOS端末のバージョンを確認する方法は こちら を確認してください。
※ iOS12では、iOSの仕様変更により、アプリのバックグラウンド継続利用ができません(詳細はこちら)。iOS13以降では問題ないため、可能な場合はアップデートを推奨いたします。
●Android
インストール版MESHアプリ：Android バージョン 6 以降および Bluetooth 4.0 以降を搭載
※ Android端末のバージョンを確認する方法は こちら を確認してください。
※ Android Goには非対応。
●Windows版
・ブラウザ版とインストール版の2種類を提供しています。（詳細はこちら）
・ブラウザ版MESHアプリ：MESHブリッジが必要
　対応OS：Windows 10 64bit
　対応ブラウザ：Microsoft Edge バージョン89以降
・インストール版MESHアプリ（Windows版MESHアプリ）
　対応OS：以下の表を参照してください。

OS	ビット数
Windows 10 （バージョン1703以降）	64bit	端末のBluetooth機能を使う場合： Bluetooth 4.0 (Bluetooth Low Energy)を搭載 端末にBluetooth機能がない場合： MESHブリッジかBluetooth USBアダプタが必要
Windows 10 （バージョン1507〜1607以降）	64bit	MESHブリッジが必要
Windows 8.1	64bit/32bit	MESHブリッジが必要
Windows 7	64bit/32bit	MESHブリッジが必要

　　※ Windows端末のOSバージョン、ビット数を確認する方法は こちら を確認してください。
　　※ Windows11、Windows10 32bit版、Windows 10 ARM版には非対応。
●ChromeOS（Chromebook）
・ブラウザ版とインストール版の2種類を提供しています。（詳細はこちら）
・ブラウザ版MESHアプリ：MESHブリッジが必要
　対応OS：Chrome OS バージョン89以降
　対応ブラウザ：Chrome バージョン89以降
・インストール版MESHアプリ（Android / ChromeOS 版MESHアプリ）
　対応OS：Chrome OS バージョン90以降
　MESHブロックのアップデートもあわせて推奨いたします。
　詳しくはこちらを確認してください。
●MacOS：現時点では非対応です。
●MESHハブ
対応Raspberry Pi（本体）：Raspberry Pi 3B/3B+、Raspberry Pi Zero W
対応Raspberry Pi OS (Raspbian)：Raspbian Stretch
※ Raspberry Pi OS (Raspibian) Buster以降およびRaspberry Pi 4には非対応。
※ iOS機器からのみ利用できます。

【MESH公開レシピ】
MESHでできることを“レシピ”としてMESH公式サイトで公開中です。
使用するMESHブロックや工作に使う材料、MESHアプリで作るプログラム作りまで
わかりやすく説明されています。
自宅やオフィスなどで役立つさまざまなレシピがとして公開されていますので
まずはレシピを見ながらMESHを体験してみましょう！
●MESH公開レシピ

●MESH SDK(Software Development Kit)：ダウンロードはこちら
MESH SDK(Software Development Kit)とは、ユーザがオリジナルのソフトウェアブロックを開発するための環境です。少しのJavaScriptの知識があれば、誰でもソフトウェアブロックを作成することができます。また、MESH SDKはインターネットに接続できる環境であれば、ブラウザから利用可能なインストール不要のWebアプリケーションになっており、非常に手軽に利用することができます。

MESH SDK でできること
MESH SDK上で簡単な設定とJavaScriptのプログラミングを行うことで、以下の例のような独自のソフトウェアブロックを作成することができます。

■Webサービス連携
　外部サービスが公開している機能（Web API）にアクセスするソフトウェアブロック
■他機器連携
　WiFi搭載機器が公開している機能（Web API）にアクセスするソフトウェアブロック
■ロジック・アルゴリズム
　複雑な手続きや演算、Canvas上での経路制御を実行するソフトウェアブロック
■対応ブラウザ：google Chrome / Firefox / Safari
※インターネットエクスプローラ(IE)は非対応

MESHとは

【店頭取扱情報】
・シリコンハウス営業所 1F / 2F
・デジット営業所

こちらの商品はシリコンブログで紹介中です。

ソニー MESHはじめました。