CoreInkは、1.5型のE-ink(電子ペーパー)ディスプレイを内蔵したM5Stackシリーズのコントローラ本体です。
Wi-Fi/Bluetooth対応の32ビットマイクロコントローラ「ESP32-PICO-D4」を搭載。裏面には各種インターフェースやGPIO用のソケットも用意されているため、M5StickやM5Atomよりも拡張性にすぐれています。
リチウムポリマー電池(300mAh)内蔵で、本体の電源を切っても表示を維持可能なE-inkの特性を生かして省電力のIoTデバイスとしての運用にも最適です。
プログラミング環境はArduino IDE、UIFlow、MicroPythonなどが利用できます。

【仕様】
●電源：DC5V(USB Type-C)
・リチウムポリマー電池(300mAh)内蔵
●SoC：ESP32-PICO-D
・CPU：デュアルコア Tensilica LX6 CPU、最大240MHz(600DMIPS)
・RAM：520KB
・FLASH ROM：4MB
・Wi-Fi：2.4GHz(IEEE 802.11b/g/n)
・Bluetooth：4.2 (Bluetooth Low Energy対応)
●搭載ディスプレイ：GDEW0154M09 E-ink/電子ペーパー
・サイズ：対角1.5インチ(表示領域27.6×27.6mm)
・解像度：200×200ドット
・表示色：モノクロ2値
・通信方式：SPI
●インターフェース
・USB(プログラミング、USB-UART)
・Grove(HY2.0-4Pコネクタ/デジタル入出力、UART、I²C接続のモジュールに対応)×1
・拡張ピン(ヘッダーソケット8P/HAT対応)
・拡張ピン(ヘッダーソケット16P)
●搭載デバイス
・リアルタイムクロック(RTC)：BM8563
・圧電ブザー
・緑色LED
・押しボタンスイッチ：電源/リセット
・ユーザー用スイッチ：上/下/押込
●サイズ：52(L)×20(W)×10(H)mm、重量8.4g

【ドライバのインストール】
M5Stack開発ボードは、PCから仮想COMポートとして認識されます。
下記のメーカーページからUSB-シリアル変換IC用のデバイスドライバを取得し、インストールしてください。
※内蔵しているUSB-シリアル変換ICがロットによって異なる場合があります。

【取扱上の注意】
電子ペーパーは紫外線に敏感です。
UVライトや直射日光などが長時間当たらないようにしてください。

【セット内容】
●CoreInk本体
●USB-Cケーブル (20cm)

【メーカー公式資料】
CoreInk (M5Stack Docs)