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鳥形バックロードホーンキット 炭山アキラモデル「コサギ」マークオーディオ対応モデル(2本1組)
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炭山アキラモデルの鳥型バックロードホーン・MARKAUDIO対応モデルがキットになって登場!
通常のバックロードホーン型スピーカと比較して場所を取らない鳥形(スワン形)のバックロードホーンスピーカーの組み立てキットです。部材はカット済みで手軽に組み立てられます。スピーカーはMARKAUDIO製6cmフルレンジユニットが取り付け可能です。※スピーカーユニットは別売


【炭山アキラ先生からのコメント】
2017年に発売された音楽之友社のムック「これならできる特選スピーカーユニット パイオニア編」で公開した私の作例「コサギ」は、自分でいうのは面映ゆいがなかなかよくできた作例で、バックロードホーン(BH)ならではの音離れの良さと開放的な鳴りっぷり、そして鳥型スピーカーにしか表現できない広大な音場感をともに有している。

もちろんこれはパイオニアが製作したムック付属のスピーカーユニットOMP-600がとても活発な鳴りっぷりのユニットで、わがキャビネットとの相乗効果によって、あの小粒でもピリリと辛い表現力が得られているものである。
ところが何たることか、OMP-600がもう入手できなくなってしまったというではないか。

現在わが「コサギ」をキット化してくれている共立電子がかなりの数を入荷してくれていたそうなのだが、このほど遂に在庫が尽きてしまったとか。しかし、これでキャビまでお蔵入りにするのは忍びない。
そこで、何とか相性の良さそうなスピーカーユニットをいろいろ当たってみたのだが、何と今年2022年の音楽之友社ムック「これならできる特選スピーカーユニット 2022年版マークオーディオ編」の付録ユニットが、スペックを当たった限りでは入手可能なユニットの中で最もいい特性が得られそうだ。

そこで、折よく大阪へ行くついでがあったものだからシリコンハウスへ寄り、「コサギ」を小改造(といってもバッフルの取り付け穴径を少し大きくするくらい)して今年の付録ユニットOM-MF4-MICAを取り付け、音を聴いてみた。
そうしたら案の定、OMP-600ほど威勢よく鳴りまくるわけではないが、いかにもBHらしいスピード感や切れ味の鋭さは十分味わうことができた。これは「準推薦」ユニットとして指定してもよかろう。

しかし、このムックはもうほとんど売れてしまったようで、シリコンハウス店頭にもほとんど在庫が残っていない。ならばと、かつてムック付録として頒布されたユニットの量産版CHN-40を取り付けてみると、う〜むずいぶん穏やかな音になってしまうな。しかし、これはある意味当然ではある。

今年の付録は実効振動質量Mmsが1.39gだがCHN-40は1.69gと重く、低域共振の大きさQtsも0.55と0.64だから、付録の方が明らかにBH向けの特性なのだ。これは物理的条件だから如何ともし難い。 それでもこのCHN-40、重いメタルコーンを背負ったユニットとしては結構やるじゃないか、というレベルでどうにか「コサギ」を鳴らしてくれる。

むしろややソフトめの音がお好きな人なら、純正のOMP-600よりもこちらの方が向いているといってもよいのではないか。
「コサギ」の持ち味からして積極的に薦めるものではないが、適合ユニット枯渇の折でもあり、「準・準推薦」くらいには挙げてよさそうな気がする。

web販売価格  ¥46,200(税込)

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※表示価格は税込価格です。

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